まず最初にトレードを行うにあたって、
売り買いの判断をするために必要なものがチャートです。
チャートは一般的にはローソク足というもので表示されています。
トレーダーたちの売り買いの結果をダイレクトに表したものがローソク足です。
おそらく、誰しも一度くらいは目にしたことがあるんじゃないでしょうか。
このローソク足には、陽線、陰線という2種類があり、
多く買われてプラスで終えた場合は陽線となり、
多く売られてマイナスで終えた場合は陰線となります。
まれにプラマイゼロもあります。
上記の画像では青いロウソクが陽線(+)、白いローソクが陰線(-)ですが、
チャート自体は各業者さんごとに独自のものを用意していたり、
自分でローソク足の色をカスタマイズできたりするので色で覚えるのではなく
プラスかマイナスかで判断します。
続いて、1本のローソクの詳細について。
まずはざっくりと書きますが、
ローソク足は始値(はじめね)というところから始まり、
定められた時間内で上げ下げを繰り返し、
その制限時間が終了した時点の値段が終値(おわりね)となります。
画像でいうとこんな感じになるのですが、
陽線の場合は、上昇して終わるので結果的に終値は始値より上にあります。
逆に陰線の場合は、下降して終わるので終値は始値より下にあります。
で、そもそも始値って何だってことになるのですが、
始値というのはひとつ前のローソク足の終値が引き継がれた値です。
その終値から新しいロウソク足が上げ下げをして終値が決まります。
その終値が次のロウソク足の始値になります。
その繰り返しがチャートになっているわけです。
終値は、次のロウソク足の始値となり、そこからまた決まった時間内での
上げ下げを繰り返して終値が決まり、次のロウソクに引き継がれる、
これを延々と繰り返しています。
こんな感じですね。
若干、斜めにずれてるところがありますが時間が切り替わる瞬間に
ちょっとした値動きが起こるとこんな感じにずれることがあります。
次に、ローソクの実体(陽線陰線)とは別に上髭、下髭というものもあります。
主に1分足、5分足、1時間足、4時間足、日足、月足があります。
15分や30分もありますが個人的にはほとんど使いません、お好みでどうぞ。
1分足のロウソクは、1分間の間での値動きがローソク足として記録されます。
5分足は5分間であり、1分足5本分の記録です。
5分足を1分足に変えると、1分足が5本表示されます。
1時間なら5分足12本、1分足60本となり、これよりも更に大きい足も同様です。
ではここからローソクの動き方を時間制の綱引きのイメージで例えます。
今回は5分足と仮定して進めます。
始値は綱引きでいうところのセンターラインですね。
センターの勝敗を判断する赤テープが始値にセットされます。
そこから買い方と売り方とで引っ張り合います。
引っ張りあった際に1番引けたところが買い方の場合は高値、
売り方の場合は安値となります。
あ、高値と安値を画像に書いてなかった!
とりあえず、上ヒゲの先っぽが高値、
下ヒゲの先っぽが安値です。説明雑!
で、その後、制限時間の5分が終了するまでお互いに引っ張り合い、
決着が着いたところが終値となります。
かなりハードですね。
図にするとこんな感じ
買い隊が勝っていた場合は始値から終値までがローソク足の実体となり、
終値から高値までが上ヒゲとして記録されます。
買い方が勝った際のロウソクは陽線ですね。
また、売り隊は始値から安値までが下ヒゲとなります。
売り方が勝った場合はその真逆で、陽線の対となる陰線と言います。
画像は作るの大変なので真逆でイメージしてください。
とりあえず、長くなったのでローソク足の構造についてはここまで。
たぶん、こんなにローソク足を説明してるサイトもなかなかないと思います。
なぜここまで気合をいれるか、
それはなんとなく見てしまいがちなローソク足が
めちゃくちゃ重要だからです。
とりあえず次回もローソク足についてです。
はじめまして。
返信削除ローソク足って重要なんですね。
図、とってもわかりやすいです!
次回も楽しみにしてます。
なんとなく見てしまってます。陽線であれば買いが勝った、強いんだな程度。
返信削除続きが気になります。
ナローさん、初めまして。
返信削除コメントありがとうございます。
ローソク足重要ってちょっと強調しすぎましたね(*ノωノ)
前回の図はすごい時間かかりました。。。
不定期更新でお待たせすることがおおいですが
よろしくお願いします。
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おにぎりさん、はじめましてでしょうかね?
コメントありがとうございます。
おなじくローソク足重要と強調しすぎちゃったので
物足りない内容かもしれません。
波とかを見るにあたってちゃんとローソク足まで
見るようにしておいた方がいいのでという感じです。