前回に引き続き、ローソク足について。
今回は大きな時間のローソク足を小さい足に分解していきます。
1本1本のローソク足が1日(24時間)の値動きの結果を表しています。
まずは、赤い矢印のローソク足を1時間足に分解してみます。
日足は24時間で1本のため、1時間足に分解すると24本のローソク足に分かれます。
なお、1日の区切りは0時に行われるわけではなく、
夏時間と冬時間によってことなり、夏時間の場合は午前6時、
冬時間の場合は午前7時となっているため、
日足の切り替えはそのタイミングになります。
※業者によってはチャートが数分止まったりするので
少し隙間が空くことがあります。
チャートでいうと赤矢印のタイミングですね。
では、この24本のローソク足から一日の始値、終値、
上下に一番伸びた高値と安値を確認します。
こんな感じですね。
で、これを日足に戻します。
なんということでしょう、
24本ものばらばらのローソク足がみごとに1本のローソク足に早変わり!
・・・ね、
ということでここまでは問題ないと思います。
ここまではただのローソク足の説明ですからね。
ここからが本題というわけでもないんですけど、
というか本題はないんですけど、
ローソク足の意味が分かるようになってチャートを見たときに
さっきの画像であれば、青が陽線、白が陰線っていうのは
パッと見でわかるわけですよね。
ただ、それだけを見るのではなく
もうちょっと突っ込んだところを見てほしいんですね。
例えば、妙に下ヒゲが長い足とかがあった場合ですね。
先ほどの日足でいうと赤矢印のところなんかですね。
陰線の実体よりも長い下ヒゲがあります。
単純にものすごく下げたけれども強い上げを受けて半分以上返されている。
つまりは上がるきっかけとなる原因がそこにあったのかもしれないということです。
まぁ、この辺は波の話になってくるので置いておきますが、
ただ陰線でしたではなく、強い下げに対して強い上げも起こったんだなぁ
くらいは気にして見るようにしておきたいですね。
次に赤丸のゾーン、
先ほどの赤矢印の強い売りがあって継続して下げていきたいところですが、
上に下にどっちつかずな方向感のない状態になっています。
これはおそらく先ほどの長い下ヒゲのところに何かしら原因があると
思われるわけですね。
で、黄色丸でも似たような形で上げれもしないし下げれもしないで
ちょっと方向感がない感じ、三日間ももみ合ってる、めんどくさ!
ちなみにこれチャートを太めに表示させてるからすぐ目につきますけど
実際はもっと細いチャートで見るのでここまで目につくものではないです。
なにか意味ありげなローソクの形をしてたらちょっと意識して
見てほしいっていうだけの話です。
今後は波の話とかになってくるのですが、
波とはいえローソクをきちんと見るようにしていれば
実際のトレードにも生きてくると思うので見てみてください。
なんかふわっとした終わり方ですが、終わりです。
いろいろなローソク足を観察してみますね。
返信削除前のブログからチェックさせてもらっていました。
返信削除更新希望です!